基礎編:インサイド・アウトのパラダイム

あなたにとって成功とは何か

STEP1:

最初に、現段階での「あなたにとっての成功」をイメージしてみましょう。

あなたにとって仕事とプライベートにおける「成功すること」や「意義あること」とはどういった状態を指すのでしょうか? 少し考えてみましょう。あなたがこういう状態になってみたい。こういうものを手に入れてみたい。こんな貢献をしてみたい。成し遂げてみたい。と思うのはどのようなことでしょうか?

思いつくことを書き出してみてください。

仕事における成功
  • 雑誌、書籍の表紙や挿絵を担当したい
  • わたしが創りだすもので国内外問わず人に温かい気持ちを与えたい
  • わたしが創りだすもので国内外問わずトレンドを伝えたい
  • イラストレーターといえば◯◯さん、と言ってもらえるようになりたい
  • お仕事先の方に対して、常に誠実に仕事に取り組みたい
  • お仕事の大小にかかわらず、常に誠実でありたい
  • 信頼関係を大切にしたい
  • 意思疎通に困らない英語力でコミュニケーションをとり、海外からも仕事を受注したい
  • 国内外問わず仕事ができる人でありたい
  • 死ぬまで絵を描いて、暮らしたい
プライベートにおける成功
  • 友達から信頼される人になりたい
  • いつも笑顔で元気や温かい気持ちを与えられる人でありたい
  • 相手にとって癒しでありたい
  • 大好きな人と恋愛し、結婚し、子どもをつくり、幸せな家庭を築きたい
  • 海外旅行に自由に行ける環境でありたい
  • 毎日何かしら運動をつづけたい
  • 映画、本、カメラといった趣味の時間を大切にしたい

STEP2:

先ほど書き出した「成功した」状態になるために、今のあなたは何を行えばいいのでしょうか? あるいは、どういうことができるようになればいいのでしょうか?

仕事における成功
  • 雑誌、書籍の表紙や挿絵を担当したい
    • →雑誌社・広告代理店に売込みをしに行く
  • わたしが創りだすもので国内外問わず人に温かい気持ちを与えたい
  • わたしが創りだすもので国内外問わずトレンドを伝えたい
    • →描いたものを発信する
  • イラストレーターといえば◯◯さん、と言ってもらえるようになりたい
    • →描いたものを発信し、もっと仕事をする
  • お仕事先の方に対して、常に誠実に仕事に取り組みたい
  • お仕事の大小にかかわらず、常に誠実でありたい
  • 信頼関係を大切にしたい
    • →メールや電話にすぐ対応する。〆切を守る。
  • 意思疎通に困らない英語力でコミュニケーションをとり、海外からも仕事を受注したい
  • 国内外問わず仕事ができる人でありたい
    • →英語を学び、海外の雑誌社やマネジメント会社に売込みをする
  • 死ぬまで絵を描いて、暮らしたい
    • →日々絵を描いて、地位を築き、イラストで一定の収入を得られるようにする
プライベートにおける成功
  • 友達から信頼される人になりたい
    • →約束を守る。困っているときは相談にのったり、助けあったりする。
  • いつも笑顔で元気や温かい気持ちを与えられる人でありたい
  • 相手にとって癒しでありたい
    • →弱音はときどきにして笑顔でいることを心がける。人に、自分に、優しくする。
  • 大好きな人と恋愛し、結婚し、子どもをつくり、幸せな家庭を築きたい
    • →まずは好きな人をつくるために出会いの場に足を運ぶ
  • 海外旅行に自由に行ける環境でありたい
    • →お金を貯める。英語を学ぶ。海外でも仕事ができるワークスタイルにする。
  • 毎日何かしら運動をつづけたい
    • →毎日時間を決めてウォーキングやジョギングをする
  • 映画、本、カメラといった趣味の時間を大切にしたい
    • →趣味だけに没頭する時間をつくる

STEP3:

そういったことの実践は可能だと思いますか? また、これまではなぜ、そういったスキルや能力を身につけることができなかったのでしょう?

これまでは仕事に忙殺されてしまったり、手が空いたときは疲れ切ってベッドに突っ伏すことしかできていなかった。とても無計画だった。


「原則」について考える

私たちの生きている社会、人間関係の中には、どのような原則があるでしょうか?

たとえば「正直」。
正直さを持たずに人間関係を続けていればどうなるでしょうか? 誠実に対応することなく、正直さを欠いたまま良好な関係がいつまでも続くでしょうか?

「信頼」もそうです。
信頼関係なしに、良好な人間関係を築くことはできません。歴史を見ても明らかです。さまざまな統治体制の衰退の陰には、原則を軽視する人々の存在が見えてきます。信頼や、誠実さという原則が作用した事例は数知れません。

人間は自然法則に逆らうことはできません。従うほかないのです。自然法則である原則も、無視することはできません。不正直や信頼を裏切れば、他人はごまかせても、自分の心は後ろめたさを感じます。ビジネスの世界でも、原則に従わないごまかしはいずれ破綻します。

STEP1:

あなたの生活にはどんな原則が存在していますか?
あなたが普段感じている原則にはどのようなものがありますか?

誠実、信頼、時間厳守、努力、素直さ、正直さ、感謝

P/PCバランス

目標を達成し、P:成果(Performance)を得るためには、PC:目標達成能力(Performance Capability)またはそれを可能にする資源が必要になるというものです。

仕事で何か素晴らしいアイデアを出す(Performance)には、適切な情報や知識のインプット(Performance Capability)が不可欠ですし、いくらインプットを続けても(Performance Capability)その内容をアウトプットしなければ(Performance)、ビジネスの価値創出にはつながりません。


精魂つめて仕事をし、成果を出すことに集中すること(Performance)も大事ですが、定期的に自分の能力を高めるための時間や適度な休息(Performance Capability)はより仕事の質を高めることにつながります。


ビジネスとプライベート双方においてこの成果を出すこと、そして目標達成能力を伸ばすことのバランス、つまりPとPCのバランスが重要なのです。

STEP1:

この寓話において、P:成果(Performance)はなんですか? そしてそのためのPC:目標達成能力(Performance Capability)はなんでしょうか?

P=金の卵、PC=ガチョウ

Pにこだわるあまり、PCへのメンテナンスをおろそかにしました。その結果、Pはどうなりましたか?

Pは手に入らなくなってしまった。

STEP2:

Pばかり得ようとし、PCへのメンテナンスを疎かにすると、Pも得られなくなってしまうのです。現代において数多くの成功を収めている人々も、Pを得る陰で、PCへのメンテナンスをきちんと行っているに違いありません。
ではあなたの状況を想定して、P/PCバランスについて考えてみましょう。

あなたが求めているPはどういったものでしょう?そのためにはどのようなPCが必要でしょう? そのPCを達成するためには、どういったリソースが必要でしょう?5M(Man, Machine, Material, Method, Money)の観点から考えるとよいかもしれません。

①仕事の場合

求めているP:成果

国内外問わず活躍するイラストレーターになる

そのために必要なPC:目標達成能力

インスピレーション、トレンド察知能力、画力、英語力、営業力

PCを達成するためにどういったリソースが必要か
  • Man(作業者)
    • 当分はわたし1人で大丈夫。仕事が詰まってきたらマネージャーかマネジメント事務所が必要になる。
  • Material(材料、部品)
    • 雑誌、映画、散歩、音楽、絵本、写真、参考書、ワークショップに参加、イベントに参加
  • Method(作業方法)
    • 本屋に足を運ぶ。本・雑誌を読み漁る。
    • 毎日絵を描く。いろんな画材を試してみる。人の絵を真似してみる。
    • instagramで素敵なイラストをみつけるために漁る。
    • 自分から雑誌社・広告代理店、海外のアーティストにコンタクトを取る。
  • Money(最低資金
    • 住宅費:83,000×12= 99万6,000
    • 交際費:30,000×12= 36万0,000
    • カード:60,000×12= 72万0,000

合計:17万3,000/月
合計:207万6,000/年

  • Money(夢追い資金
    • 携帯代:8,000×12= 96,000
    • 画材代:2,000×12= 24,000
    • 書籍代:1,000×12= 12,000(基本は本屋で立ち読みする)
    • Adobe:3,160×12= 37,920

合計:16万9,920円/年

  • Money(留学資金
    • 留学費:(貯金がある)
    • 留学生活費:100万

まとめ

最低でも月18万は稼がないと生きていけない。
プラス、留学生活費100万円を貯めようと思ったら「月84,000円」は貯金しなくてはいけない。
つまり最低月27万は稼ぎたい。

自己信頼残高

「あなたが自分自身をどのくらい信頼しているか」は「銀行口座の残高」に例えることができる、とコヴィー博士は説明しています。これは銀行の預金口座のように、あなたの考え方や言葉、行動が「自己信頼残高」を増やしたり減らしたりしているということです。


たとえば、自分自身との約束を守れたなら、自己管理ができていると感じ、自己信頼残高を増やすことになります。反対に、約束を守ることができなかったら、自分自身に失望し、自己信頼残高が減るのです。

STEP1:

あなたが最近、自己信頼残高を増やした出来事を思い出してください。
減らしてしまった出来事も思い出してください。

増やしたこと
  • 外にでることができた
  • 人に連絡を返すことができた
減らしたこと
  • 連絡を返せずにいる人がいる
  • 〆切を破ってしまった
  • 自己管理ができず鬱を再発させてしまった
  • 太ってしまった
  • お金を使いすぎてしまっている

自己信頼残高を増やし、黒字残高を維持できた場合、どのように自分のことを考えるようになるでしょうか。また、減らしてしまった場合、減らしすぎて赤字残高になってしまった場合も、どのように考えるようになるでしょうか。

黒字維持できた場合

自分を誇らしく思う。自分を信頼することができる。

赤字残高になってしまった場合

自分を信頼できなくなる。なんてダメなやつなんだ、と思ってしまう。自分に自信がなくなる。

ではどのように残高を増やせばよいのでしょうか。
簡単に増やせるようになる答えはありません。あなたが、あなた自身に誠実であり続ける。そのように心がけ、不誠実の誘惑を断ち切るしかありません。
ですが、誠実であり続けるためのサポートとなるアイデアを伝授することはできます。

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